所有者に個人名は出ますか?
出ません。RDAP に登録されているのは、そのアドレス範囲を地域レジストリから割り当てられた組織(回線事業者・クラウド事業者・企業など)です。個人の契約者や端末の場所は含まれず、都市名まで分かることもありません。事業者が公開している問い合わせ窓口(abuse など)が載ることはあります。
自分のIPが 100.64.x.x でした。プライベートアドレスですか?
厳密には違います。100.64.0.0/10 は CGNAT(キャリアグレード NAT)用に予約された共有アドレス空間で(RFC 6598)、事業者の設備とあなたの機器の間で使われます。インターネットから直接は届かないので、ポート開放やサーバー公開には向きません。外から見えるアドレスを知りたいときは「自分のIPアドレス確認」で確かめてください。
逆引きが「なし」と出るのは異常ですか?
いいえ。逆引き(PTR)はアドレスの所有者が任意に設定するもので、家庭用回線やクラウドの動的アドレスには付いていないことが普通です。逆に、名前が付いていても実際のサービスとは無関係な、事業者の汎用的な名前であることも多いです。メールサーバーだけは、逆引きが無いと受信を拒否されることがあるため設定が必須です。
IPv6 の /64 で「使えるホスト数」がとても大きいのはなぜ?
IPv6 では下位 64bit を端末の識別子として使うため、1 つの LAN(/64)に 2^64 ≒ 1,844 京個のアドレスが含まれます。枯渇を心配する必要がないので、IPv4 のように 1 台ずつ節約して割り当てる考え方はしません。事業者から家庭には /56 や /64 が配られ、その中で自由に使います。